2020-07-09 17.46.16
(画像は個人情報保護委員会・公式Webサイトより)

皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。
(オプティマ・ソリューションズ株式会社・代表取締役) 

個人情報保護委員会の公式Webサイトに、昨年度予算で外部に委託して実施されたと思われるアンケート調査結果がいくつか掲載されており、その中からいくつか興味深いポイントについて共有いたします。

(1)保有個人データの開示請求を過去一年間で受けたことがある企業は13%

保有個人データの開示請求については、個人情報保護法で手続きが定められており、2017年施行・改正法からは個人からの請求権も確立しています。しかしながら、この開示請求の手続きについて、まだまだ一般大衆における認知度は低く、実際に開示請求をしているケースがどのくらいあるのか明確ではありませんでした。

今回の個人情報の適正な取扱いに関する実態調査で、そこについて設問が設けられており、答えとしては13%の企業が過去一年間に一度以上の開示請求を受けたということが分かりました。

私、個人としては、想像していたよりも多いなと思いました。

※調査結果の中には、大企業で1万件以上受けているという回答があったようですが、これはなにかの間違いなのではないかと思います。年間1万件以上受けるということは、一日に30通弱ということになります。そこまでの開示請求を受ける企業があるのでしょうか。。。。

(2)匿名加工情報を利用していることをWebサイトで公表している事業者は501社

また、別のパーソナルデータの適正な利活用の在り方に関する実態調査によると、匿名加工情報を利用している旨を自社のWebサイトで公表している事業者が501社になり、年々増加しているとのことです。

匿名加工情報については、2017年施行・改正法から認められたものの、なかなかビジネス的に定着しておらず、有効活用が図られていないのではないかと考えられますが、少なくともWebサイトでの公表事例は広がっているようです。

個人情報保護委員会・調査等
https://www.ppc.go.jp/news/surveillance/
個人情報の適正な取扱いに関する実態調査
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/R02fchoukokusho.pdf
パーソナルデータの適正な利活用の在り方に関する実態調査
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/personal_date_report2019_1.pdf

また、新しい情報が入りましたら、皆様にシェアいたしますね。





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