著：岡村久道、鈴木正朝
発行：日本経済新聞社
ISBN4-532-49002-2
価格：525円（税込み）

入門書とは言っても、弁護士の岡村さんとニフティの鈴木さんという、この世界では大変有名なお二人が、4月の個人情報保護法義務規定施行を前にして放った自信作である。

日本経済新聞社が発行していることもあり、新聞にも大きく広告が出ていた。また丸の内オアゾの丸善では平積になって売られていた。個人情報保護が、いわば国民的関心事になりつつあることを背景に、誰でも読んで理解できるように出されたものだと思う。

読後の感想ですが、確かに個人情報保護に関しては、これだけのことが分かっていればいいんだなと改めて認識できました。でもこれだけのことでさえも、きちんと理解するにはそれなりの努力が必要ですし、だからこそそれを援助するビジネスの必要性があるのだなと実感しました。

関連URL：
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=49002

今後、このblogでは個人情報保護に関する本の紹介を行っていきます。