IT Proのコラムです。結論的に言うと、あまり明確に理由は述べられてはいません。電力業界からの情報流出については、私も気になっていたので、少し考えてみたいと思います。
電力業界の特殊事情としては、発電所、変電所など拠点が全国に点在しており、電力会社の社員も、設計や建築を受注する外部の関係者も、日常的にノートパソコンを持ち歩いていることが考えられます。しかも、移動が多いのでホテルの無線LANを使用したり、PHSなどの移動体通信を使用したり、また建設現場にとりあえず電話とADSLを引いてネット環境を作ってと言うようなことが多いのではないかと思います。

そういう環境で日々仕事をしている人の場合は、自宅に帰っても、そのまま自宅のブロードバンドに接続して、やはり同じように使用すると。しかも私用パソコンと業務用パソコンを分けると言うのも、出張の多い人にとってはあまり現実的ではなく、ついつい業務用パソコンで私用のメールやら音楽やら入れてしまっている。

これがもう少し進むとWinnyなどのファイル交換ソフトも入れて、音楽をダウンロードして楽しんだりしている。

そして、ウイルスに感染し、情報が流出する。

こんな感じじゃないかと推測します。
電力業界という大きな空間の中で大きなエネルギーを扱う仕事だからこそ、こういうことが起こりやすいのではないかと、あくまで推測の域を出ませんが、考えてみました。

もし、業界関係者の方がおられましたら、ご感想をお聞かせ下さい。

掲載URL:
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/SMBIT/20051019/223065/







週に一回程度、更新情報をお届けします

こちらからメールアドレスをご登録ください。
(まぐまぐのシステムを利用しています)

メンバー募集

オプティマ・ソリューションズは、個人情報保護のためにPマーク・ISMSの取得を通して、様々な企業様をサポートするコンサルティング&サービス会社です。未経験者でも大歓迎です!明るく、真剣に打ち込める環境で一緒に働きましょう!

✅ Pマーク/ISMSコンサルタント
✅ 営業
✅ 広報

興味がある方、ぜひこちらからご連絡ください!