当初は富士ゼロックスグループ各社を対象にサービスを提供するとのことですが、来年1月からは、一般の顧客向けにも提供開始するとのことです。

仕組みとしては、機密文書を段ボール箱に収めておくと、回収業者がやってきてそのまま製紙工場まで運搬し、そのまま溶解されてリサイクルされると言うものです。極秘文書向けサービス「R-BOX」の場合は、製紙工場に届いた当日中に処理され、処理される直前の画像を含む溶解処理報告書が電子メールで送られてくるとのこと。

価格は「R-BOX」の場合で5箱で16,000円。一箱でA4サイズ約5000枚分を処理可能。

従来から「溶解処理」を行う紙のリサイクルは一般的ですが、ただし処理経路や処理期間、処理結果が明確ではなく、最悪の場合には海外に流される心配などもあったと思います。本サービスは処理経路、処理期間、処理結果を明らかにしてくれるので、機密文書の処理に非常に役立つものと思います。

関連URL：
http://www.fujixerox.co.jp/release/2005/1102_box.html