昨日と本日の日経新聞一面に「顔なき社会」と題した特集コラムが掲載されています。その中で、巣鴨信金の取り組みが紹介されています。
巣鴨信金では、営業担当者が持つ訪問予定表を「大1、8・12、1M(一丁目の大橋さんが8月12日満期の定期預金が100万円ある意味とのこと)」というように、一種の暗号化をほどこすなど、様々な対策を進めているそうです。

その他にもいくつか対策が掲載されています。
・携帯電話を支給制とし、受発信履歴を毎日消去(巣鴨信金)
・ファックス送信時に2人で確認する体制を確立(巣鴨信金)
・プリンターは課長席の横に(ジャパネットたかた)
・CD-Rは保管場所を決めて貸し出し制に(ジャパネットたかた)

また、一日4千人の外来患者を受ける慶応大学病院は、情報流出を恐れて電子カルテの導入を見合わせているとのことです。

ま、この記事は、批判的というか、答えのない記事なんですが、どんな障害があろうとも、個人情報保護を進めることは重要ですし、社会的なニーズがあるんだと思います。

たとえば、もともと日本の銀行はオープンなカウンター形式で、海外の銀行とは比べ物にならないくらい開放的なものでした。しかし、三菱銀行北畠支店の銃撃事件を受けて、ガラスの仕切りを設けるなどの対策を進めていったわけです。そうして、社会に秩序が設けられ、少しでも安全な社会に前進するわけです。

同じように、Yahoo!BB事件やジャパネットたかた事件を受けて、企業としては自分たちの情報セキュリティ能力を上げることが求められており、それを実施することは、社会に新しい秩序を導入することになり、安心な社会に一歩前進するんだと思います。




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