最近の10日間ほどの間だけを見ても、
・千葉県の出先機関職員のパソコンから個人情報を含む行政文書が流出（2月2日）
・神戸市の教員のパソコンから生徒198人分の個人情報が流出（2月1日）
・千葉県の日本郵政公社職員のパソコンから顧客リスト2840件が流出（1月31日）
・広島県の病院の看護助手のパソコンから患者43人分の個人情報が流出（1月28日）
などの事件が起こっています。

これらは全てWinnyをインストールしたことによるものです。

Winnyの被害が致命的である理由は下記の通りです。
１）Winny専用のウイルスがWinnyを通じて広まっており、これにかかると、本来公開するつもりのないマイドキュメントやデスクトップなどに置いたファイルをネットワーク上に公開してしまうこと。
２）Winnyの仕組みでは、自動的に他の多くのパソコンにコピーされていくため、いったん流出したファイルを回収することはほぼ困難であり、無限に流通してしまう。

個人情報保護blogでは、個人情報を取り扱うパソコンには、Winnyを絶対にインストールしないよう、強く警告します。

http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20060203/lcl_____cba_____000.shtml
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00047675sg200603020900.shtml
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060201/lcl_____cba_____003.shtml
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200601290015.html
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/4052166.html
http://blog.livedoor.jp/saitekikai/archives/19274141.html
http://blog.livedoor.jp/saitekikai/archives/50115766.html