大阪地裁は、5月19日に、2003年と2004年に発生したYahoo!BBの顧客情報流出に対する損倍賠償請求訴訟(民事訴訟)に判決を下した。
運営会社のBBテクノロジー(当時社名:ソフトバンクBB)に、個人情報を安全管理する体制が不十分であったことを指摘し、原告である大阪市の会員ら5名に対して、一人あたり6000円の損害賠償の支払いを命じた。

6000円の内訳は、慰謝料が5000円、弁護士費用が1000円とのこと。5名ですので、総額3万円ということになります。

今回の判決のポイントは、会社側に落ち度があったかどうかということ。Yahoo!BB事件においては、犯人は正しいIDとパスワードを使用し、インターネットカフェから全会員の情報をダウンロードしたとのことですので、やはりセキュリティ的に大きな落ち度があったと認識せざるを得ません。判決もそこを評価したものになっていると思います。

今回の判決は、個人情報流出に関する損害賠償請求訴訟としては、個人情報保護法ができてから初めてになります。宇治市の住民基本台帳データ流出事件の判決が、一人当たり15000円でしたので、それを下回る判例となりました。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/05/22/12036.html



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