古い情報で恐縮ですが、Winnyに関する役立つ情報を発見しましたので、ここに掲載します。Winnyネットワーク参加者の約半数がウイルスに感染しており、ダウンロード可能な実行ファイル(.exe)のうち約6割がウイルスであり、特定のユーザーがウイルスファイルに様々な異なった名称をつけてばら撒いている、というものです。
これは、NTTコミュニケーションズ・企画戦略部門・部門長(セキュリティ技術担当)の小山覚氏が、昨年4月に開催された「RSA Conference 2007」のために行った調査結果です。

結論として、小山さんは、P2Pネットワークに管理者がいないこと、これにより悪意を持ったユーザーが自由にウイルスなどを配布できることが問題であり、このあたりを見直す必要があるとしています。

(私のコメント)
大変興味深い調査結果と考察です。確かに、本当にP2Pの技術を普及させたいのであれば、そのデメリットを抑えることも行わなくてはいけないと思います。そうでないと、単なるネットワークトラフィックの無駄と、ウイルスによる被害の拡大だけを招くものとなり、価値よりも迷惑を生み出す結果になると思うからです。やはり、本当の意味でP2Pを普及させるには、きちんとした体制で開発や運営を行うべきであり、その際には、ウイルスフィルター、SPAMフィルターなどをきちんと整備するべきでしょう。すでに開発者がそのメンテナンスを放棄してしまったWinnyネットワークは、社会悪としてつぶす方向に動くべきでしょう。次のP2Pネットワークを作る時期が来ています。この技術的可能性に賭けたい人は、是非挑戦してください。Googleを上回る規模のビジネスチャンスがあるかもしれませんよ。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20070413/268234/



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