5010d84f.jpgこの数年で爆発的な普及を見せたUSBメモリ。価格が安くなり、容量が大きくなり、いまや数GBのメモリが数千円で国内でも購入できるようになりました。

そして、頭がいたいのが、このUSBメモリの紛失時の対策ですよね。

USBメモリによる個人情報流出は、NPO日本ネットワークセキュリティ協会「2007年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」においても、件数の急増が報告されています。

今回は、このUSBメモリにパスワードをかける事ができて、万が一の紛失時にも「高度な暗号化」を施していたと言える製品をご紹介したいと思います。

※「高度な暗号化」とは、経済産業省の個人情報保護に関するガイドラインにおける言葉遣いであり、個人情報の漏えい事故に際して、これを施していた場合には「本人への連絡」と「事実関係、再発防止策の公表」を省略することができるとしています。

(1)バッファロー社「RUF2-HSCLシリーズ」

これは、私がこの半年間くらい個人的にモニター利用しているものですが、まず無難なものとしてオススメします。

このUSBメモリをWindowsパソコンに装着すると、通常のUSBメモリと同じく、「リムーバブルディスク」として認識されますが、この状態ではフォルダを開くことができません。ここで、セキュリティ機能を解除するためのアプリが収められた「MANAGE_DRV」という2つ目のドライブが見えます。このドライブを開き、その中の「PASSWORD_L.exe」というアプリを起動すると、「認証に成功しました。ユーザードライブを開いています」という表示が出て、後は通常のUSBメモリとして使用できるようになります。

一段、操作が増えますので、通常のUSBメモリと同様の使い勝手とはいえませんが、ま、セキュリティのためならこれくらいは仕方ないといえるでしょう。

この「RUF2-HSCLシリーズ」は、暗号化方式として今のところ解読されていないAES256bit方式を採用していますので、「高度な暗号化」を施していると言ってよいと思います。

あと、この製品のよいところは、キーホルダーとして長期間使用しても壊れない耐久性にあります。たいしたことがないことのように思われるかもしれませんが、USBメモリを紛失してしまう理由の一つとしては、単独で携帯しようとするものの、それが小さいものであるので、ついついなくしてしまうということだと思います。ですから、USBメモリは、キーホルダーとして携帯することが一つの紛失対策になるのです。

いくつかのUSBメモリは、ストラップを取り付けることができなかったり、ストラップを取り付ける部分の構造がもろくてすぐに壊れてしまうというような場合がよくあります。その点、この製品は、ストラップを取り付ける部分が本体と一体形成になっていて大変丈夫ですし、またコネクタ収納機構があるので、端子部がいつも保護されているということもよい点です。

あくまで、無難な製品として、オススメします。

http://buffalo.jp/products/catalog/flash/ruf2-hscl/

(2)自滅するフラッシュドライブ「IronKey」

アメリカから、最新の情報が飛び込んできました。「このテープは5秒後に自動的に消滅する」を地で行くUSBメモリです。

この製品は、パスワードを10回間違えるとデータが消滅してしまうというものです。非常に興味深い。

しかし、これは万人にはオススメしずらいですね。

なぜか、一点目、10回間違えるとデータが消滅してしまうというのであれば、誰かが自分の知らない間に嫌がらせでパスワードを10回入力すれば、それでデータは消えてしまいます。だから、このメモリは機密性は強固であっても、可用性が低いわけです。

二点目、この製品にはストラップをつけるところがなさそうです。これではキーホルダーとして使用することができない。だから、すぐになくしますよ。これは。

http://www.gizmodo.jp/2007/07/post_1956.html

https://www.ironkey.com/




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