42三菱UFJ証券(東京都千代田区)は、4月8日付けで、自社の社員が、自社の顧客情報約149万人分を自宅に持ち帰り、うち約5万人分を名簿業者に販売していたと発表しました。

流出した個人情報は、同社の顧客の「名前」「住所」「電話番号(自宅・携帯)」「性別」「生年月日」「職業」「年収区分」「勤務先名」「勤務先住所」「勤務先電話番号」「勤務先部署名」「役職」「業種」とのことです。

同社では、この情報を購入した名簿業者3社に対して使用と販売の中止の約束を取り付け、また名簿を購入した会社に対しても、同様の約束を取り付けるように対応しているとのことです。

報道によると、追加の情報として、
・同社員は、44歳のシステム部の部長代理で、情報システムに関する支援が職務で、顧客情報にもアクセスする権限を持っていた。
・顧客情報にアクセスできるのは同社員を含む8人だけだった。
・2月8日に顧客情報をCD-ROMに焼き付けて、自宅に持ち帰り、電子メールで名簿業者に送った。
・5万人の販売価格は32万8000円だった。
・149万人というのは、同社の全顧客にあたる。
・3月8日付で懲戒解雇された。
などが、分かりました。

(私のコメント)
いやあ、大変な事件ですねえ。こんなことをして、ばれないと思っていたのか、同社員の判断は間違っていたとしか言えません。しかも、こんな貴重な情報を一人あたり6円で売ってしまったなんて、名簿業者にうまいようにやられているとしか言えません。金融機関に対しては、金融庁は大変厳しいスタンスを取ってきてますので、たった33万円の出来心のせいで社長退任の可能性もあると思います。

http://www.sc.mufg.jp/
http://www.sc.mufg.jp/company/press/pdf/press20090408.pdf



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