
トレンドマイクロ社は、同社が運営する「TrendLabs Security Blog」において、5月10日付けで、Google Play(旧Androidマーケット)上に不正アプリを17種類発見し、それらのダウンロード総数が70万回を超えていると発表しました。いずれも英語圏、または中国語圏のユーザーをターゲットにしたもののようです。
Google Playでは、4月にも日本語圏のユーザーをターゲットにした不正アプリが大量にダウンロードされていたことが国内の大手マスコミでも大きく報道されましたが、現状では抜本的な対策は取られていないということのようです。
これまで、Androidの不正アプリ対策として「安心できない非公式マーケットでアプリをダウンロードしない」ということが言われていきましたが、現在の状況では、もはや「GooglePlayは安心できないマーケットである」と言わざるを得ません。
そうすると、やはりウイルス対策ソフトを入れなければということになりますが、現状のウイルス対策ソフトは「ないよりまし」レベルであるとも言われています(下記のリンク参照)。
ということになると、利用者としては、とにかく「怪しいアプリはインストールしない」「アプリをインストールする際のアクセス許可項目を確認して必要そうなものだけ許可する」というくらいしか対策がないということになります。
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/5177
(TrendLabs Security Blogの該当ページ)
http://www.pmarknews.info/archives/51816951.html
(萩原栄幸氏「アンドロイドのウイルス対策は”ないよりまし”レベル」)
(私のコメント)
現状においては、Androidのセキュリティ対策はかなりユーザーに任されていると言わざるを得ないですね。あれやこれやアプリをインストールするのは楽しいのですが、個人のリスクでやらないといけないということだと思います。ウイルス対策ソフトについても、ないよりましと言われても、ましにした方がいいと思いますので、下記の情報を参考にしてください。
http://www.lifehacker.jp/2012/03/120319androidantivirus.html
(Life hacker記事「Android用のアンチウィルスアプリの中で安心度の高いものはどれ?」)
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