マイナンバーカードが健康保険証として利用できます
(画面はマイナポータルから)

皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。
(オプティマ・ソリューションズ株式会社・代表取締役) 

政府が普及促進に躍起になっているマイナンバーカード。

ついに本命の使い方と言えるのではないかと思われる「健康保険証」としての利用が始まりました。厚生労働省がYouTubeに分かりやすい動画を載せてますので、これを使って簡単にご紹介しておきます。

(1)マイナンバーカードの健康保険証利用の概要について

マイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになり、全国の医療機関や薬局で利用できるようになります。


(動画の最後に令和3年3月からとありますが、10月に延期されていました)

(2)健康保険証としての利用には事前の申し込みが必要

マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、事前の申し込みが必要です。
この手続きには「4桁の暗証番号」が必要で、下記の方法でできるようです。

・パソコンにICカードリーダーを接続して申し込む
・マイナンバーカードの読み取りに対応したスマホで申し込む
 (対応スマホはこちらから)
・セブン銀行ATMから申し込む
・医療機関や薬局の端末から申し込む

ここでのポイントはどうして「事前に」なのかということですが、申し込みをしたあと、裏側で健康保険組合に情報が送られて「情報連携」の手続きが行われるからのようです。完全オンライン処理ではないのでご注意ください。

また「4桁の暗証番号」は、3回連続で間違えるとロックがかかり、役所の窓口まで行かないと解除できないことになっていますので、くれぐれも要注意です。特にスマホで申し込む場合には、読み取りミスが発生しやすく、読み取りミスによりロックがかかってしまうことも多いようです。それが嫌な場合には保守的に考えて、わざわざセブン銀行ATMに行くくらいでいいかもしれません。



(3)医療機関、薬局での利用時には顔認証も利用

今回、医療機関や薬局には、大量にマイナンバー対応の顔認証付きカードリーダーが導入されたようです。マイナンバーカードに収録されている顔写真データと照合するようですね。(入出国時のパスポートに収録された顔写真データと照合するのと同様の方式と思われます)顔認証の際には、マスクをしていても対応できるとしています。

なお、顔認証を希望しない場合には「4桁の暗証番号」での認証を選択することができるようです。



(4)今後は薬剤情報や健康診断の情報が蓄積されていく

あくまでも今後のデータのみになるようですが、医療費の情報、処方された薬剤情報、40歳以上の人に実施されている特定健康診査のデータが蓄積されていくようになり、「お薬手帳」の代わりになるほか、確定申告の際にも医療費の情報が自動的に連携するようになるそうです。




マイナンバーカードの健康保険証利用について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html

(私のコメント)
みんなが大好きな医療機関や薬局で使えるとなれば、マイナンバーカードの使い方としてはかなりの本命となるのではないかと私は勝手に思っています😉

医療機関や薬局から健康保険組合への医療費を請求し、それを健康保険組合が処理するという作業は、とてつもない手作業の集積となっていると思われます。今回のマイナンバーカードの導入により、それらの処理がオンライン化されていくのであれば、このカードの意味も出てくると言えるのではないかと思います。

皆さんにとってこの情報が参考になればと思います。

また、新しい情報が入りましたら、皆様にシェアいたしますね。



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