(画像はフォーカス台湾より)
皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。
米国のペロシ下院議長の台湾訪問を受けて、中国政府は猛反発を見せていますが、その中で、サイバー攻撃を受けて、台湾の駅の大型モニタに反ペロシの内容のメッセージが表示されていたとのことです。
これを受けて、台湾政府としては、中国製通信機器の使用禁止の範囲を拡大する方針とのことです。
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202208070003
(私のコメント)
中国政府のみならず、世界の各国がサイバー軍を創設し、様々なサイバー攻撃を行っていることは私もよく知っていたつもりです。そして、このような状況を背景に、米国政府は、ファーウェイなど中国企業の通信機器を国全体から排除し、同盟国にも同様の措置を呼びかけているということも知っていました。しかし、このような「目に見える形での被害」を知ったのは初めてのことなので、興味深く感じました。
私は個人的には中国とは仲良くするべきだと考えていますし、ことさら対立をあおるようなことはするべきではないと考えています。その一方で、中国という国が専制的な政治体制であり、ネット利用に対する規制も厳しく、今回のようなサイバー攻撃についても政府の関与がうかがわれることから、やはり中国製の機器の利用には一定の制限をかけざるを得ないと思いました。
皆様にも何かの参考になればと思います。
また、新しい情報が入りましたら、皆様にシェアいたしますね。