押印欄

皆さんこんにちは。
プライバシーザムライ中康二です。

リモートワークの活用が広がるにつれて、
プライバシーマークやISMSの運用記録についても、
紙を原本とするのではなく、電子ファイルを原本として
そのまま運用したいとお考えの方が多いと思います。

しかし、実際にはどのようにすればいのでしょうか?
担当者印、承認印などの「押印欄」はどうするべきなのでしょうか?
このあたり、お悩みの方が多いと思いますので、今回は当社で実践し、
お客様にもオススメしている簡便な方法をご紹介したいと思います。

答えとしては、下記のようになります。
(1)エクセルやワードなど、記録を作成するのに使用するファイル
そのものを原本とする。(別途PDFを作成したりしない)
(2)押印欄をそのまま残し、そこに氏名と日付を入力することで押印に代える。

※そうすると、上記のタイトル画像のようになります。

え?それだけでいいの?とお感じの方もおられると思いますが、
プライバシーマークやISMSの審査において、
この方法では不足すると指摘を受けたことは私の知る限りありません。
(もちろん審査員が何を言うかは分かりませんから保証はできませんけどね)

この方式の場合、押印の場合と異なり、
代理で入力することも容易になりますから、
確かに運用が形骸化するという危険性はあります。

しかし、PMS/ISMS文書は、やはり会社の公式文書ですから、
野放図な運用は許されません。
しっかりとその人にキーボード操作していただいて、
名前と日付を入力していただくことを徹底していただきたいと思います。

この情報が皆様にとって何かの参考になればと思います。

また、役立つ情報があれば、皆様にシェアいたしますね。